・年産400万t拡張向け、二点支持方式転炉3基を納入
スチールプランテック(横浜市西区)は1月26日、インド国営製鉄会社スチール・オーソリティ・オブ・インディア(Steel Authority of India Limited、以下SAIL)より、インド東部・西ベンガル州のイイスコ製鉄所向け製鋼工場新設工事を受注したと発表した。年産400万t体制への拡張計画に対応するもので、2029年中頃の完工を予定している。
本案件は、スチールプランテックとインド現地法人スチールプランテック・インディア(Steel Plantech India Pvt. Ltd.、以下SPI)、およびインド大手エンジニアリング会社ラーセン・アンド・トゥブロ(Larsen & Toubro)によるコンソーシアムで獲得した。スチールプランテックとSPIは、165トン転炉3基の設計・製作・納入に加え、SV(スーパーバイザリー)業務を担当する。
同社は2025年11月、SAILのビライ製鉄所向けに転炉炉体更新工事を受注しており、現在も完工に向け工事が順調に進捗している。今回のイイスコ製鉄所向け案件では、同工事で蓄積した技術的知見やプロジェクト運営ノウハウを最大限に活用し、計画通りの設備立ち上げを目指す。
納入される転炉には、同社独自の「二点支持方式」を採用する。炉体の熱膨張や経年変形の影響を受けにくく、メンテナンスフリーを実現する構造が特長で、これまで世界各地に130基以上の納入実績を有する。ビライ製鉄所向け更新工事に続く採用となり、SAILの増産計画に最適な高信頼設備として提供する。
スチールプランテックは、最新技術を織り込んだ製鉄設備やサービスの提供を通じて、環境負荷低減と生産性向上の両立を図っている。鉄鋼需要の拡大が続くインド市場においても、さらなる受注拡大を進め、同国鉄鋼業界の発展と自社プレゼンスの強化を目指す。
<プロジェクト概要>
案件名:イイスコ製鉄所 製鋼工場新設工事
発注者:スチール・オーソリティ・オブ・インディア(Steel Authority of India Limited)
建設地:インド・西ベンガル州 イイスコ製鉄所
計画内容:年産400万t体制への拡張に伴う製鋼工場新設
設備概要:165トン転炉 3基(二点支持方式)
事業体制:スチールプランテック/スチールプランテック・インディア/ラーセン・アンド・トゥブロのコンソーシアム
完工予定:2029年中頃
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