・岡山県の補助金活用、デモクリーンルーム増設へ
半導体洗浄装置メーカーのジェイ・イー・ティ(JET、岡山県浅口郡里庄町)は、本社工場において約26億円を投じた大規模な設備投資を実施する。岡山県の大型投資・拠点化促進補助金の活用が決定し、同県が1月23日に発表した。県は約1.7億円の補助を予定している。
今回の投資は、次世代半導体製造に対応した新型装置の開発体制強化が狙い。新型バッチ式および枚葉式半導体洗浄装置の開発・試験研究を進めるほか、ウエハ洗浄プロセスにおける評価・試験研究の高度化を図る。具体的には、デモクリーンルームの増設と付帯設備の増強を行う計画。
工事は2026年2月に着工し、同年12月の操業開始を目指す。同社は2009年4月の設立以来、半導体洗浄装置の専業メーカーとして成長を続けており、2024年12月末時点でグループ全体の従業員数293名、年間売上高178億円の規模に達している。
半導体製造プロセスにおいて洗浄工程は品質を左右する重要な技術領域とされ、微細化が進む最先端半導体では、より高度な洗浄技術が求められている。今回の投資により、同社は技術開発力をさらに強化し、国内外の半導体メーカーからの需要取り込みを加速させる構え。
岡山県は半導体関連産業の集積を進めており、今回の大型投資の実現は地域経済への波及効果も期待される。
<設備投資の概要>
所在地:岡山県浅口郡里庄町新庄金山6078
事業所:(株)ジェイ・イー・ティ 本社工場
投資額:約26億円 ※県補助金:約1.7億円(予定)
事業内容:新型バッチ式及び枚葉式半導体洗浄装置の開発・試験研究:ウエハ洗浄プロセスにおける評価・試験研究
着工年月:2026年2月
操業年月:2026年12月
ニュースリリース