・「Connected performance」で生産性向上と価値創出を訴求
コマツ北米(Komatsu):2026年1月22日
コマツは、2026年3月に米国で開催される世界最大級の建設・骨材展示会「CONEXPO-CON/AGG 2026」に出展し、次世代建設機械、デジタル技術、サービスソリューションを披露する。展示テーマは「Connected performance, driving your success(つながるパフォーマンスが成功を導く)」で、建機から得られるデータを実際の事業成果へと結び付ける同社の取り組みを強調する。
会場はウエストホールのブースW41945。展示内容は近年でも最大級の新製品ラインアップとなり、北米市場で初披露となる複数の新型機を含む。各機種は単体でも高い性能を発揮するが、テレマティクス、フリート管理、人工知能(AI)、自動化技術までを包含するコマツのデジタルエコシステムと接続することで、さらなる付加価値を提供する設計となっている。
油圧ショベルでは、新型「PC220LCi-12」および「PC365LC-11 マルチファンクション・プラス」を展示。いずれもオペレーターの快適性向上を重視した設計で、先進技術と実用性を融合し、現場の効率化と生産性向上を支援する。このほか、新型ショベル1機種も初公開される予定だ。
ホイールローダーは、「WA485-11」「WA475-11」などを展示。コマツ独自の油圧機械式トランスミッション(Komatsu Hydraulic Mechanical Transmission)や改良されたキャブ設計、組み込み型の先進技術により、サイクルタイム短縮、燃費低減、オペレーターの状況把握向上を実演する。
ブルドーザーでは、次世代機2機種を披露。新たな先進ステアリングシステムとオペレーター重視のキャブを採用し、経験の浅い作業者から熟練者まで、安定した作業品質を実現できるよう設計されている。
ダンプトラック分野では、「HD605-10」を中心に、性能向上と「スマートクオーリー(Smart Quarry)」との連携を紹介する。さらに、新車および既存車への後付けが可能な自動運転ソリューション「スマートクオーリー・オートノマス(Smart Quarry Autonomous)」を展示するほか、業界上位クラスの積載量を誇る新型アーティキュレートトラックも初披露する。新型機には、革新的なトラクションコントロール技術が採用されている。
展示全体を通じて、機械選定からトレーニング、フリート管理、性能分析、将来計画に至るまで、オーナーやフリート管理者を包括的に支援するコマツの統合アプローチを訴求。「作業をより容易にし、実行可能な知見を提供し、持続可能かつ収益性の高い事業運営を支援する」ことを同社の狙いとする。
自動運転技術の進化やソフトウエア定義車両(SDV)、AI技術についても、近年の提携や開発成果を踏まえ、製品ライン全体への展開を進めている。
コマツ・ノースアメリカ(Komatsu North America)のCEO、ロッド・ブル(Rod Bull)氏は「オーナーやフリート管理者は、個別の技術ではなく、企業全体で価値を生み出すために連携する機械とテクノロジーを求めている。Connected performanceは、より良い意思決定、日々の生産性向上、そして長期的な価値創出を支援するための当社のコミットメントだ」と述べている。
ブースでは、同社の中核プラットフォーム「マイ・コマツ(My Komatsu)」の機能拡充も紹介。フリート情報、計画ツール、サポートリソースを一つのインターフェースに統合し、AIやデータ分析を活用して意思決定の迅速化とフリート性能向上を図る。また、「スマート・コンストラクション(Smart Construction)」のデジタルソリューションを、実機デモや体験型展示で紹介し、新製品「スマート・コンストラクション・ダッシュボード・モバイル(Smart Construction Dashboard mobile)」も披露する。
このほか、林業向けソリューション、削孔機、破砕設備なども展示。コマツ傘下のアタッチメントメーカーであるモンタベルト(Montabert)、レーンホフ(Lehnhoff)、ヘンズリー(Hensley)の製品も紹介し、現場の多用途化と資材ハンドリング効率向上を訴求する。モンタベルトとヘンズリーは隣接ブースで出展し、業界向けのエンドツーエンドソリューションを提案する。
また、会期中には以下の教育セッションにも参加・登壇する予定だ。
・「Quarry Kaizen:小さな改善が大きな成果につながる」(3月4日)
・「Connected machines:現場全機種に対応する高精度GPSソリューション」(3月5日)
・「自動化への転換:砕石現場における革新と影響」(パネル討論、3月5日)
コマツは、建設・鉱山・産業機械分野におけるデジタル化と自動化を加速させ、世界の現場での安全性向上と生産性最大化を引き続き目指すとしている。
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