・カタール国の大規模LNG増産計画において中核となる第三次拡張プロジェクトに参画
千代田化工建設は1月21日、カタール国で計画されている「ノース・フィールド・ウエスト(NFW)」LNG生産設備の基本設計業務を受注したと発表した。カタール国のLNG増産計画を支える重要案件で、同社は設計段階からプロジェクトに参画する。
千代田化工建設によると、今回受注したのは、カタールエナジー社がラスラファン工業団地内で推進するNFW LNG生産設備の基本設計業務。NFWプロジェクトは、世界最大級のガス田であるノース・フィールドからのLNG生産を拡張する第三次フェーズに位置付けられている。
同プロジェクトが完工すると、カタール国全体のLNG生産能力は年産1億4,200万トンへと拡大する見通しで、世界のLNG供給において同国の存在感は一段と高まる。エネルギー安全保障や低炭素社会への移行を背景に、安定的なLNG供給能力の確保は国際的にも重要性を増している。
千代田化工建設は1948年の創業以来、石油・ガス、化学、石油化学分野を中心に、設計・調達・建設(EPC)から運転・保守まで一貫したエンジニアリングサービスを提供してきた。これまで約60の国と地域で事業を展開しており、カタール国向けでは、現地グループ会社の千代田アルマナ・エンジニアリングとの協業を含め、100件を超えるプロジェクト実績を有する。
同社は今回の基本設計業務を通じ、同国のLNG生産拡大に貢献するとともに、長年培ってきた大規模LNGプラントに関する技術力とプロジェクト遂行力を改めて示す考えだ。今後も「社会の“かなえたい”を共創(エンジニアリング)する」というパーパスのもと、エネルギーと環境の調和を図りながら、持続可能な社会の実現を目指す。
<プロジェクト概要>
プロジェクト名:ノース・フィールド・ウエスト(North Field West)LNG生産設備
発注者:カタールエナジー
業務内容:LNG生産設備の基本設計業務
建設地:カタール国 ラスラファン工業団地
位置付け:ノース・フィールドガス田LNG生産の第三次拡張
完工後の生産能力:カタール国全体で年産1億4,200万トン