不二越、中村成利氏が新社長に就任へ、ロボット事業を軸に成長戦略

不二越は1月22日、代表取締役および役員の異動を発表した。2月25日開催予定の第143期定時株主総会および取締役会を経て、現執行役員ロボット事業部長の中村成利氏(なかむらなりとし、57)が代表取締役社長執行役員に就任する。

同社は異動の理由について「新たな経営体制のもと、ロボット事業を中心とした事業運営を推し進め、中長期的な成長と企業価値の向上を図るため」と説明している。

新社長に就任する中村氏は1992年4月に同社入社。2014年7月にロボット事業部ロボット製造所長、2017年2月に執行役員ロボット事業部長兼営業戦略本部副本部長を経て、2023年2月から執行役員ロボット事業部長を務めている。ロボット事業一筋のキャリアを持つ技術畑出身の経営者で、製造から営業戦略まで幅広い経験を有する。

現社長の黒澤勉氏は特別顧問に、代表取締役専務執行役員の原英明氏も特別顧問に就任する予定。取締役会長執行役員の本間博夫氏は取締役相談役となる。

新たに取締役に就任する予定なのは、中村氏のほか、執行役員東日本支社長ロボット営業グローバル統括の寶島章氏(たからじまあきら、54)、執行役員軸受事業部長の小林修介氏(50)、元アルティウスリンク専務取締役執行役員の石垣聖二氏(61、社外取締役)の4名。

寶島氏は1996年入社でロボット開発部長を経て2025年1月から現職、小林氏は1999年入社で軸受企画部長を経て2025年9月から現職を務めている。社外取締役候補の石垣氏は三井物産で長年国際ビジネスに携わり、人事・法務分野での豊富な経験を持つ。

今回の人事により、不二越はロボット事業を成長の柱として明確に位置づけた経営体制へと移行する。産業用ロボット市場が自動化需要の高まりを背景に拡大を続ける中、同社は技術力を武器に国内外での事業展開を加速させる構えだ。​​​​​​​​​​​​​​​​

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