・技術革新と知財戦略が評価、5年連続選出
ファナックは1月22日、世界的な情報サービス企業であるクラリベイト(Clarivate)が選定する「Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター2026」を受賞したと発表した。5年連続の選出で、通算では7度目となる。技術革新力と知的財産(知財)戦略が世界トップクラスとして評価された。

同賞は、クラリベイトが保有する特許データを基にした独自の評価手法により、世界の革新的企業・機関100社を年1回選出するもの。2026年の選出企業では、AI技術がイノベーションの中核として存在感を高めており、高強度なAI関連発明が全体の16%を占めたとされる。
ファナックは、産業オートメーション分野という自社の強みを生かせる領域に研究開発投資を集中。競争力の高い製品を市場に投入するため、グローバルでの特許出願と権利化を積極的に進め、国際競争力のある知財ポートフォリオの構築・強化に取り組んできた。
近年は、AI技術を活用した製造現場の高度化に注力している。数値制御装置やロボット制御をはじめとする幅広い分野でAI関連特許の出願を拡大しており、日本特許庁の調査では、AI関連発明の国内出願件数で18位に位置付けられている。
同社は今回の受賞について、「技術革新と知財戦略が客観的に評価された結果」としている。今後も、グローバルな事業環境の変化に対応した知財活動を推進し、競争力の強化と持続的成長を目指す。知財の保護と活用を通じて技術革新を支え、事業を通じた社会・環境課題の解決に貢献していく考え。
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