英JCB、米海兵隊向け軍用ホイールローダーで2億500万ドル受注

・10年超の長期供給契約を獲得

JCB:2026年1月20日

JCBは、米国海兵隊(USMC :United States Marine Corps)から総額2億500万ドル約324億円、158円換算)規模の軍用車両供給契約を受注した。主力ホイールローダー「437HT」の軍用仕様を535台供給するもので、今後10年以上にわたって納入される。

今回の契約は、JCBにとってUSMCとの3件目の連続受注となる。USMCは約5カ月前にも、バックホーローダー「4CX(フォー・シーエックス)」の軍用仕様を4,500万ドル(約71億円)で発注しており、さらに2024年には、コンパクトクローラーローダー「テレスキッド(Teleskid)」をベースとした軍用「マルチ・テレイン・ローダー(Multi Terrain Loader)」を3,900万ドル(約62億円)で調達している。

JCBの政府・防衛部門バイスプレジデントであるクリス・ジョルジアーニ氏(Chris Giorgianni)は、「米国海兵隊から3契約連続で受注できたことを大変喜ばしく思う。これは、世界中の軍事用途において、JCB機械の信頼性、堅牢性、適合性が高く評価されている証左だ」とコメントしている。

JCBは2026年中に評価・試験用の車両をUSMCに供給し、量産は2027年に開始される見通しだ。今回の契約は、長期間にわたる厳格な評価プロセスを経て獲得したもので、同社が世界各国の防衛機関を継続的に支援してきた実績の一環と位置付けられている。

JCBの防衛関連事業はこの10年で大きく成長し、世界各国の軍に約1万台の車両を納入してきた。今回の契約は、米軍の「TRAM(トラクター・ラバータイヤ・アーティキュレーテッド・ステアリング・マルチパーパス/Tractor, Rubber Tired, Articulated-Steering Multi-Purpose)」車両プログラムの一環として締結された。

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