ヒアブ、事業モデル改革で3事業エリア体制へ移行――コスト削減プログラムの進捗も発表

ヒアブ(Hiab):2026年1月20日

ヘルシンキ発 ― 路上荷役機器大手のヒアブ(Hiab、ナスダック・ヘルシンキ上場)は1月20日、長期的な事業拡大性と顧客重視の姿勢を強化するため、事業運営モデルの改革を計画していると発表した。現行の6部門体制を3事業エリア体制に再編する方針で、2026年第2四半期中の移行完了を目指している。

同社は今回の構造改革について、路上荷役分野における技術的リーダーシップの強化と企業のレジリエンス(回復力)確保を目的としていると説明。新体制は関連地域での労使協議会との交渉を条件に発効する予定だ。3事業エリアに加え、ヒアブは引き続き5つの機能部門を維持し、各責任者はスコット・フィリップス(Scott Phillips)社長兼最高経営責任者(CEO)に直接報告する体制となる。

■リーダーシップチーム刷新

新体制への移行に伴い、2026年4月1日付でヒアブ・リーダーシップチームは以下の構成となる。∙ スコット・フィリップス(Scott Phillips):社長兼CEO ∙ ミッコ・プオラッカ(Mikko Puolakka):執行副社長兼最高財務責任者(CFO) ∙ ミカエル・ブルニンクス(Michaël Bruninx):サービス部門プレジデント ∙ ヘルマンニ・リースキ(Hermanni Lyyski):デリバリー・ソリューション部門プレジデント ∙ マグダレナ・ヴォイトヴィッチ=トカルツ(Magdalena Wojtowicz-Tokarz):リフティング・ソリューション部門プレジデント ∙ キンバリー・アラン(Kimberly Allan):ビジネス・エクセレンス担当執行副社長 ∙ ギタ・ヤンソン=キウル(Ghita Jansson-Kiuru):人事・企業文化担当執行副社長 ∙ ビルギッテ・スケード(Birgitte Skade):マーケティング・コミュニケーション担当執行副社長 ∙ タイナ・ティルッコネン(Taina Tirkkonen):法務担当執行副社長兼ゼネラルカウンセル

移行期間中は現行のリーダーシップチームが組織を率いる。バリー・マクグレーン(Barry McGrane)、ジェニー・マクギオー(Jenny McGeough)、マーティン・セイント(Martin Saint)の3氏は、新設される3事業エリアの下で部門プレジデントとして職務を継続する予定。

フィリップスCEOは「私たちはヒアブを次の成長段階へと導いています。かつてないスピードで進化する世界で成功するには、よりシンプルで拡張性が高く、成長に対応できる事業モデルが必要です。この改革は明確性、スピード、オーナーシップを生み出し、最も重要な顧客、顧客にとって最も重要なイノベーション、そしてそれを可能にする従業員にエネルギーを集中させるためのものです」と述べた。

なお、新事業モデルは対外報告には影響せず、同社は引き続き機器(Equipment)とサービス(Services)の2報告セグメント体制を維持する。

■コスト削減プログラムの進捗

ヒアブは2025年第3四半期決算発表時に、2026年に2025年比で約2,000万ユーロのコスト削減を目指すプログラムの計画開始を発表していたが、今回その進捗状況を明らかにした。

同プログラムにより、市場環境の継続的な不確実性に対して積極的に対応する狙い。初期見積もりによると、関連地域での労使協議会との交渉を条件に、計画措置により世界全体で約480人の削減が見込まれ、うちフィンランド国内では約60人に影響する可能性があるという。計画変更の詳細な影響については、計画進行に伴い現地で伝達され、必要に応じて交渉される。プログラム関連費用は主に2026年に比較可能性に影響する項目として計上される予定。

■ ヒアブ(Hiab)について
ヒアブは路上荷役ソリューション分野におけるスマートで持続可能なソリューションの大手プロバイダー。世界各地に自社およびパートナーによる販売・サービス拠点3,000カ所からなる広範なネットワークを展開し、100カ国以上への供給を可能にしている。2024年の継続事業売上高は約16億ユーロで、従業員数は4,000人超。​​​​​​​​​​​​​​​​

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