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技研製作所、伊東大臣が「RED HILL 1967」を視察、圧入技術に高い関心

技研製作所(高知市)は9月11日、伊東良孝・新しい地方経済・生活環境創生担当大臣が同社の圧入技術情報発信拠点「RED HILL 1967」(高知県香南市赤岡町)を視察したと発表した。地方創生に向けた高知県の先進事例の一つとして、同社技術に理解を深めた。

当日は森部慎之助代表取締役会長が歓迎の挨拶を行い、伊東大臣一行は国土強靭化に資する「インプラント工法™」や仮設工事を必要としない「GRBシステム™」の実機展示を見学。多様な現場条件に対応できる同社独自の圧入技術について説明を受けた。

その後、創造館(世界杭打機ミュージアム)での記念撮影や懇談も行われ、伊東大臣は「無振動・無騒音で基礎工事が可能となる点は公共事業において極めて意義深い。こうした企業の取り組みを若い世代にも伝えたい」と述べた。これに対し森部会長は「能登半島地震や八潮市の道路陥没事故復旧でも活用いただいた。今後も期待に応えていきたい」と応じた。

同社は、老朽化インフラの再構築や自然災害の激甚化への対応が求められる中、高知発の技術を広く発信し、社会課題の解決に貢献していく考えを示している。

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