中本パックス、埼玉第一工場に隣接する土地・工場を取得

 中本パックス(大阪市天王寺区)は4月24日、成長分野である高機能フィルムクリーンコーティング事業の更なる拡大を図るため、埼玉県鴻巣市にある埼玉第一工場に隣接する土地・工場(既設)を取得したと発表した。

 新しい土地は、埼玉第一工場の土地面積の約2倍、既設の建屋も手直しや改造は必要だが、生産現場、物流倉庫として活用する事が可能。また土地が隣接しているため、既存工場と一体化した運用が可能となり、運用効率が更に上がる事を見込んでいる。

■今後の見通し
 2次電池の電極材・電子部品材料向け多種塗工方式によるテストコーター機(自社製造)の発注も済ませており、2025年度内にテストコーター機を新工場に設置し、稼働開始予定。

 また、顧客の要望に即座に対応できる環境を整え、新たな分野へのチャレンジにより、高機能フィルムコーティング事業を更に成長させていく。

<新工場の概要>
所在地:埼玉県鴻巣市赤城台 212番地10
投資総額:軽微基準に該当するため不記載
敷地面積 :9,570.98㎡
既設工場延床面積:6,938.4㎡
資金計画:自己資金及び借入金等により充当
<スケジュール>
決議日:2024年11月13日
引渡し日:2025年 4月24日
稼働予定日:2026年1月(2025年内にテストコーター機導入及び試運転開始)

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