日本建設機械工業会が3月31日に発表した2025年2月の建設機械出荷金額によると、内需は 4.3%減少の816 億円、外需は 2.9%増加の1,988億円となった。その結果、内需は7カ月連続の減少、外需は13カ月振りの増加となった。総合計 は0.7%増加の 2,804 億円となり、7 カ月振りの増加となった。
■内需は4.3%減少の 816 億円 7カ月連続の減少
機種別によると、建設用クレーン 4.1%増加の 153 億円、コンクリート機械 92.7%増加の 34 億円、基礎機械 15.7%増加の 43 億円の 3 機種と補給部品 9.3%増加の 129 億円が増加したものの他6機種が減少となった。
■外需は 2.9%増の1,988億円 、13カ月振りの増加
機種別によると、トラクタ8.9%増加の236億円、建設用クレーン38.4%増加の107億円、コンクリート機械27.3%増加の1億円、油圧ブレーカ・圧砕機1.6%増加の8億円、その他建設機械 38.1%増加の 341 億円の 5 機種と補給部品 28.0%増加の 266 億円が増加したものの、他4機種は減少となった。
地域別に見ると、全 9地域中5地域で増加したものの、他4地域が減少となった。
■2月の油圧ショベル国内出荷台数は11.7%減の1,510台
2月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ711台(前年同月比27.4%減少)、油圧ショベル1,510台(同11.7%減少)、ミニショベル1,646台(同17.5%減少)、クローラクレーン25台(同4.2%増加)、ラフテレーンクレー95台(同10.4%減少)、アスファルトフィニッシャ34台(同54.5% 増加)――となった。