コマツ、「bauma2025」に出展

 コマツは、4月7日(月)から13日(日)にドイツのミュンヘンで開催される国際的な建設機械見本市「bauma2025」に出展する。この見本市は3年毎に開催され、今回コマツでは、イノベーション、持続可能性、デジタル化をテーマに、スマートでクリーンな未来の建設・鉱山現場の実現に向けた最新の取り組みを発信する。

▼主な展示内容は以下のとおり。

1.新世代建機など13の新機種や最新のデジタル化技術
 最新の3D施工機能を搭載した新世代油圧ショベルPC220LCi-12、およびそのスタンダードモデルとなるPC220LC-12(バケット容量1.2㎥)、また、新開発エンジンを搭載した新世代ホイールローダーWA485-11(常用荷重8,800kg)などを中心に欧州市場のニーズに適した13の新機種を出展する。
 併せて、建設現場の施工をデジタル技術により見える化・最適化するスマートコンストラクションⓇや、砕石現場向けのフリート・マネジメント・システム(Smart Quarry Site)など、最新のデジタル化技術も発信する。

2.電動建機―幅広いラインナップの電動油圧ショベルと電動ホイールローダー
 ミニショベルから中型クラスまでの電動油圧ショベル5モデルと、前回出展したコンセプトマシンから、実証試験を経て稼働時間や充電方法を改善した電動ホイールローダーのプロトタイプを展示する。
 屋外展示スペースでは、高さ約9.6m(キャブ上部まで)、幅約9.0m の有線式超大型電動油圧ショベルPC7000-11E に容量44㎥のバケットを装着してデモンストレーションを行う。

3.現場の多様なニーズに対応するさまざまな充電・蓄電ソリューション
 充電や蓄電分野で活躍する複数のリーディングカンパニーと協力し、現場の環境と使用機種に合わせたさまざまな充電・蓄電ソリューションを紹介する。
① メガワット級急速充電車両(Dimaag-Ai, Inc.と共同出展)
 四駆機能を搭載し、優れたモビリティとメガワット級の急速充電を実現する充電システム
② バッテリー交換式(バッテリースワップソリューション)
 車載バッテリーの交換により、電力供給が限られた現場への電力供給を可能にし、ダウンタイムの最小化を実現
③ 可搬式充電器(SBRSと共同出展)
 トラックなどで現場に持ち運び可能な80kWの可搬式充電器(フレックスモバイル充電器)
④ 可搬式バッテリーエネルギー貯蔵システム(MIDAC S.p.A.、Urban Mobility Systemsと共同出展)
 ミニから中型のショベルなどに対応する可搬式バッテリーエネルギー貯蔵システムは、電力インフラが整備されていない現場でも電力を貯蔵でき、安定した電力供給を実現

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