ブラザー工業、多品種小ロット生産に対応する100本の工具を搭載可能な工作機械を発売

・多品種小ロット生産に対応する100本の工具を搭載可能な工作機械「SPEEDIO(スピーディオ)S700Xd2-100T / U500Xd2-100T」、専用オプション「パレットチェンジャー PC-1」発売

 ブラザー工業は3月28日、小型の工作機械分野で初となる100本の工具を搭載可能な工作機械「SPEEDIO S700Xd2-100T / U500Xd2-100T」と、専用オプション「パレットチェンジャー PC-1」を4月1日に発売すると発表した。

 今回発売する新製品は、SPEEDIOシリーズのベストセラーモデルであるS700Xd2とコンパクトな本体に大型の傾斜ロータリーテーブルを搭載したU500Xd2に、100本の工具を搭載可能な仕様を追加したもの。

 自動車業界を中心に部品加工のニーズは、大量生産から多品種小ロット生産へと変化している。大量生産では生産性向上のため、各部品の加工時間を短縮することが重要とされる一方、多品種小ロット生産では治具や工具の段取り替え時間の短縮が求められる。

 これらの課題を解決するため、今回新たに100本の工具を搭載可能な「100本マガジン」を開発し、小型マシニングセンタでの工具の段取り替え時間短縮を実現しした。

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