日鉄エンジニアリング、出光興産・徳山事業所向けアンモニアパイプライン敷設FEED業務を受注

 日鉄エンジニアリング(東京都品川区)は3月19日、出光興産より「周南地区アンモニア供給拠点整備検討 配管敷設FEED業務」を受注し、検討を実施していると発表した。

 日鉄エンジニアリングは同FEEDにおいて、特に施工難易度が高い海底区間における既設インフラ(既設パイプライン)の活用を中心としたアンモニア輸送用パイプラインの敷設に関わる各種技術検討業務を行う。

 出光興産は、2030年までに既設インフラを活用した周南コンビナートにおけるアンモニアの共通供給拠点の整備と周南コンビナート各社へのクリーンアンモニア供給インフラを構築するための検討を進めており、日鉄エンジニアリングは国内外におけるエネルギー・海洋資源開発分野での各種パイプラインの設計・施工に関する豊富な実績・ノウハウと高い技術対応力が評価され、今回FEEDの受注に至った。

 日鉄エンジニアリングは、今後とも脱炭素化社会の実現に向けて必要とされる産業インフラの社会実装への取り組みを強化し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしている。

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