日立建機は3月25日、ZAXIS-7シリーズとしては最大となるマルチブーム解体仕様機 ZX1100K-7(最大運転質量118,000kg)を、日本国内向けに2025年4月1日より受注を開始すると発表した。
「マルチブーム」とは、主に解体作業を目的とした油圧ショベルのフロント(ブーム・アーム)の構造を指す。解体する建築物の高さや作業の進捗に応じてフロントを交換し、フロントの作業高さや可動範囲を変更することで、1台でさまざまな作業に対応できることが特長。
ZX1100K-7は、ハイリフト仕様・モンスタハイリフト仕様・ツーピースブーム仕様と3種類のフロントをそれぞれ用いることで、建築物の高層部から基礎部分の解体まで幅広い作業に柔軟に対応できる。また近年進むアタッチメントの大型化に対応し、発売済みの従来モデル*に比べより大きなアタッチメントの装着が可能になった。さらに、ジャッキアップの際に人の手で行っていたジャッキアップシリンダと油圧ホースの接続が、バルブの切り替えのみで対応可能になった。これらの特長により、施工現場の生産性や安全性の向上に寄与する。
*100tクラスのマルチブーム解体仕様機 ZX1000K-3、ZX1000K-5Bなど
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