エア・ウォーターグループ、「再生医療研究所」を設立し細胞培養設備を増設

・研究開発体制を強化、幹細胞を用いた再生医療関連事業を拡大

 エア・ウォーターグループのアエラスバイオでは、進行した虫歯やケガなどの損傷が原因で歯の神経(歯髄)を失ってしまった歯に対しての新たな治療法「歯髄再生治療」を2020年に世界で初めて実用化し、全国への普及を進めている。こうした再生医療技術の普及・拡大による「ウェルネス(健やかな暮らし)」の実現に向けて、エア・ウォーターグループは3月21日、2025年4月1日付で「再生医療研究所」を設置することとなったと発表した。

 再生医療研究所では、アエラスバイオが手掛けてきた歯髄幹細胞を用いた脊髄損傷治療、脳梗塞治療、疼痛治療などの神経系の治療を中心に、各医療機関と協力して再生医療技術の開発を進めていく。さらに、使用する幹細胞の枠を広げ、脂肪幹細胞等を用いた再生医療の実用化の研究を推進。今後、研究成果として得られた知見を活用して、エア・ウォーターグループとして幹細胞を用いた再生医療関連事業を拡大し、人々のウェルネスに貢献していく。

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