冷凍パンを製造・販売するスタイルブレッド(群馬県桐生市、東京都港区)は3月17日、今後も国内及び海外での売上拡大を図るため、群馬県桐生市に4拠点目となる工場、ヘッドファクトリーを新設すると発表した。
近年、少子高齢化や人口減少、働き方の変化などにより人手不足が深刻化し、DXの活用や省人化が不可欠になってきている。特に飲食・ホテル業界への影響が顕著であり、帝国データバンクの調査によると『非正社員の人手不足割合を業種別にみると、「飲食店」は64.3%。次いで「旅館・ホテル」が60.9%と高水準。旅館・ホテルでは2022年12月には正社員と非正社員それぞれ8割を超えて人手不足を感じており、コロナ禍以前を上回る高水準で推移した」※と結果がでている。
焼成冷凍パンを使用することで人手不足解消・食品ロス削減にも繋がっており、得意先からは「代えが効かない。少ロットから注文ができるので助かる。国内製造のため安心・安全。」などの声を受けている。また、自宅で焼き立てのパンを楽しめる家庭用の累計販売個数は2,500万個を突破した。
同社では、昨今のニーズの高まりに対応すべく、4拠点目の工場新設となり、生産能力が約2.5倍に拡大する。今まで以上に高品質なパンを安定供給できるよう努め、国内外問わず極上のプティパンを届けていく。
※出典:帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2024年10月)」
<新工場概要>
名称:ヘッドファクトリー
所在地:群馬県桐生市広沢町1丁目2505-1
敷地面積:4741.96㎡
延床面積:2387.60㎡
設備投資額:約20億円
着工時期:2024年3月
竣工時期:2025年2月28日(機械設備搬入3月17日据付3月)
生産開始時期:2025年4月(予定)
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