・監査役会は 2024 年度の年次財務諸表を承認
PALFINGER （パルフィンガー）：2025年3月5日
・売上高23 億 6,000 万ユーロ
・EBIT 1 億 8,560 万ユーロ、連結純利益 1 億ユーロ
・1999 年の IPO 以来 2 番目に高い配当を提案：1 株あたり 0.90 ユーロ
パルフィンガー2024年通期データ
本日、パルフィンガー AG の監査役会は 2024 年度の年次財務諸表を承認しました。取締役会とともに、2025 年 4 月 3 日の年次総会で承認されるよう 1 株当たり 0.90 ユーロの配当を提案することを決定しました。ハイブリッド プレス カンファレンスと貸借対照表の発表は、明日、2025 年 3 月 6 日木曜日午前 10 時 30 分にウィーンで行われます。
パルフィンガー AG は、2024 年に売上高 23 億 6,000 万ユーロ (2023 年: 24 億 5,000 万ユーロ)、営業利益 (EBIT) 1 億 8,560 万ユーロ (2023 年: 2 億 1,020 万ユーロ)、連結純利益 1 億ユーロ (2023 年: 1 億 770 万ユーロ) と、過去 2 番目に好調な会計年度を達成しました。効率的なコスト構造に加え、同社は優れた地位にあり、地域的に多様化しており、幅広い製品ポートフォリオを有しています。
パルフィンガーは、1株当たり0.90ユーロ（2023年：1.05ユーロ）の配当を年次株主総会に提案する予定です。これは、1999年のIPO以来2番目に高い配当です。ウィーン証券取引所の株価は最近非常に好調に推移しています。
＜パルフィンガー記事への追加分＞
■安定性要因としての多様化
グローバルチャンピオンとして、当社は優れた位置づけにあり、地域的に多様化し、幅広い製品ポートフォリオで成功を収めています。「地域内で、地域のために」アプローチは、通貨変動、貿易障壁、サプライチェーンの課題に対するPALFINGERの回復力を強化します。
「廃棄物管理とリサイクル、林業、公共部門、海洋、輸送および物流産業はますます重要になり、すでに2024年の売上高の65%を占めています。この多様化は、昨年の成功の重要な要素でした」と、PALFINGER AGのCEOであるAndreas Klauser（アンドレアス・クラウザー）は説明しました。
国際市場は複雑な発展を示しました：NAMでは、11月の大統領選挙により投資意欲が抑制され、下半期の需要が弱まった。同時に、メキシコのサプライヤー構造は、NAMの将来の成長に備え、コスト構造をさらに最適化するために拡大されました。
LATAMの強力な注文摂取のおかげで、ブラジルとアルゼンチンのキャパシティが増加しました。中国では回復が見えませんが、インドはアジア太平洋の重要な将来の市場として浮上しています。この地域での市場プレゼンスと顧客ロイヤルティを強化するために、インドに新しい組立工場が建設され、2,500万ユーロ以上の投資がなされています。この工場では約180人の従業員が雇用され、ローダークレーン、フックリフト、空中作業プラットフォームの組み立てに重点を置いています。APAC地域では、2030年までに3億ユーロの売上高を目指しています。
マリンでは、収益性が大幅に向上しました。台湾と日本での洋上風力発電所プロジェクトの受注は、全体的な成功に貢献しました。ドイツのLöbau（ロバウ）の生産能力は近代化され、拡大され、セルビアのNišにある新しい工場で生産が開始されました。海洋およびテールリフト事業の堅調な成長は、EMEA地域のEBITの減少を大部分が補いましたた。
■EMEAでの強力な第4四半期は自信を与えます
2024年第4四半期は、特にEMEAのコア市場であるフランス、ドイツ、スカンジナビアで、受注の増加が見られました。
■推進力としてのイノベーション
PALFINGERは、研究開発支出比率が4.2%で、オーストリアで最も研究活動を行っている企業の1つです。700人の従業員が24か所で統合された研究開発に従事し、当社の技術リーダーシップをさらに強化しています。焦点は、製品範囲全体のデジタル化に引き続きあります。
■ポジティブなインパクトを持ち上げる
PALFINGERでは、サステナビリティプログラム「リフティングポジティブインパクト」は、企業戦略と進行中の変革の重要な要素です。すでに多くのことが達成されています。とりわけ、CO2排出量が17.6%削減され、作業安全が改善されました。
■証券取引所での25周年
2024年、パルフィンガーはウィーン証券取引所で25周年を迎えました。IPO以来、株価は4倍以上になり、同社の持続可能な成長戦略を印象的に強調しています。2025年の初めから、株価パフォーマンスも非常に喜ばしいものです。PALFINGERの株式は、主要なATXインデックスを上回っています。
■2025 年の見通し
欧州の主要市場での受注はすでに回復しつつあり、第 2 四半期以降の売上高にもプラスの影響を与えるはずです。経営陣は、経済環境全体が引き続き改善すると予想しています。2025 年前半の売上高の減少は、下半期に大幅に補われ、全体として好調な年になると予想されます。
パルフィンガーは、2027 年までに売上高と収益性の大幅な増加を目標としています。売上高は 27 億ユーロ、EBIT マージン 10%、投下資本利益率 12% 以上です。
パルフィンガーの過去 25 年間の成長路線は、今後も継続します。
■PALFINGER AG について
パルフィンガーは国際的な技術および機械工学企業であり、革新的なクレーンおよびリフト ソリューションの世界有数の生産者およびプロバイダーです。約 12,350 人の従業員 (契約社員を除く)、30 の製造拠点、および世界規模の包括的な販売およびサービス ネットワークを擁する パルフィンガーは、顧客の課題に応え、付加価値を生み出します。パルフィンガーは、生産およびバリュー チェーン全体にわたってデジタル化の可能性を活用しながら、効率性と使いやすさを向上させる革新的でスマートな完全なソリューションのプロバイダーとして、一貫して歩み続けています。
ニュースリリース
アニュアルレポート2024
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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