・販売および物流機能を有する新拠点
関西ペイント(大阪市北区)は12月25日、愛知県春日井市に調色工場、販売および物流機能を有する新拠点、「関西ペイント株式会社愛知ステーション」の建設に着手すると発表した。
■新拠点建設の目的と意義
関西ペイントは、2022年4月よりスタートした第17次中期経営計画においてサプライチェーンの刷新を重点施策の一つとして掲げこれまで構想を進めてきた。また、2025年4月からスタートする第18次中期経営計画の重点方針の一つに「構造改革による収益性と効率性の強化」を掲げ、環境循環性と経済性の双方を向上させるサプライチェーンの刷新を進めており、この案件はその具体的なアクションの一つとなる。
塗料需要が大きい中部地区において、製造+販売+物流を統合し、自動化による生産効率のアップとヒトへの負担軽減、在庫集約・共同配送による事業競争力の強化を図る。
顧客が求める色は無限にあり、調色工場は顧客の求める色や機能を作り出すカスタマイズ対応力が必要となる。それを顧客により近い場所で、必要な種類と量を効率的に製造し、素早く配送することが求められる。調色工場は事業性とサステナビリティ性の両立が求められており、中部地区において競争力の大幅な向上を目指し戦略投資を行う。
<新工場の概要>
施設名称:関西ペイント株式会社愛知ステーション
所在地:愛知県春日井市大泉寺町
敷地面積:13,600㎡
施設構成:調色工場部門・販売部門、倉庫・物流部門
着工:2025年1月
竣工:2026年3月予定
操業:2026年7月予定
投資金額:約37億円
詳細は、ニュースリリース
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