コベルコ建機は11月27日、2024 年 11 月 5 日、6 日の 2 日間、五日市工場(広島県広島市佐伯区五日市)で 「第 10 回ものづくり技能大会」を開催したと発表した。
コベルコ建機は、世界中どこの工場でも、同一で高品質の製品を生み出すことが顧客からの信頼に繋がるという「MADE BY KOBELCO」の考えのもと、最新の生産設備の導入といったハード面と、人材育成などのソフト面の両面から、ものづくり力の向上に積極的に取り組んでいる。
「ものづくり技能大会」は、全世界の生産拠点の製造スタッフが技を競い、互いを認め称え合い、交流を深めることによってライン従事者モチベーションを高め、グループ全体で更なる技術向上をはかることを目的に毎年開催している。
今回、海外を含めた各生産拠点から予選を勝ち上がった 44 名が代表として、製缶、塗装、組立、加工などの競技に参加し、作業の正確性やスピードを競い合った。いずれの拠点とも同大会を目標として、日頃から技術向上に努めているため、非常に高いレベルの僅差での競り合いになった。
競技後は、競い合った者同士で意見交換をするなど、同じ業務に携わる者として互いに学び合い、技術を高め合おうとする姿勢が見られた。また、大会に参加している仲間をオンラインで応援する海外現地法人も数多くあり、社員同士の結束の強さが感じとれたという。
山本 明社長は、表彰式で出場者へ次のメッセージを贈った。
「皆さんは、各生産拠点で技術を磨き、誰もが認める高い技術を持った仲間です。今大会に出場することに、皆さんは誇りを感じていると思いますが、最高の技術を持つ皆さんがいることこそが、コベルコ建機グループにとっての誇りです。より良い製品、価値ある製品をお客様に届けることによってお客様の信頼を維持し向上させることが重要です。現状に満足せず、自らのスキルアップのためにチャレンジし、さらに、職場全体、グループ全体のレベルアップをはかっていってください。 」
今後も、コベルコ建機は、世界各地の仲間とともに切磋琢磨しながら、技術力の向上に努め、顧客に満足してもらえる最高品質のものづくりを追求していくとしている。
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