アイコクアルファ、約 40 億円投じ「ラクラクハンド」の新工場建設、創業の地・稲沢市祖父江に工場を集約

 アイコクアルファ(愛知県稲沢市)は10月8日、省力機械「ラクラクハンド」の製造開発・営業の拠点となる新工場の建設を決定したと発表した。

 「ラクラクハンド」は物流・製造などの業界の課題である「重筋作業」等を軽減するための助力装置で、近年、特に職場の作業環境改善・安全性向上のためのニーズが拡大している。開発・製造・販売を担当する RH 事業部の現工場(愛知県一宮市萩原)の老朽化にともない、他事業部・本社と同じ稲沢市祖父江町内に新工場を建設し、全面移転することで、全事業部の拠点が祖父江の地に集結することになる。

 アイコクが 2021 年に開設した「いこいの広場」(稲沢市祖父江町)は、地域に開かれた公園として、ホタル観賞会・秋祭り、各種ボランティア活動により地元の皆様に親しまれる施設となった。今回の新工場建設により、名実ともに「稲沢市祖父江町の地元企業」として、50 年先も地元と共に栄える企業を目指し、さらなる地域の発展に貢献したいとしている。

<新工場概要>
施設名:アイコクアルファ株式会社 山崎第3工場
建設地:愛知県稲沢市祖父江町下枇 225 番
延床面積:約 8,500 平方メートル(総敷地面積は約 25,000 平方メートル)
建物の構造:鉄骨造 地上 2 階建て、駐車場 241 台
総工費:約 40 億円
竣工日:2026 年2月(予定)
稼働開始日:2026 年6月(予定)
特徴:
・カーボンゼロファクトリーに向け太陽光パネルを屋根全面に設置
・専用昇降クレーンの導入、組立架台の自社開発などで組立時間を短縮

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