日立建機は8月1日、新型油圧ショベル ZAXIS- 7 シリーズとして大型油圧ショベルZX670LC-7(標準バケット容量 2.9m3、運転質量 68.1t)と ZX870- 7(同 3.5m3、同 81.8t)を、国内向けに8 月 1 日より受注を開始すると発表した。販売目標は 2 機種合計で年間 60 台。
大型油圧ショベル ZX670LC-7 と ZX870-7 は主に大規模な掘削現場や、採石現場における発破後の 掻き出し、浮石処理作業、根切り作業といった高負荷作業に用いられる。今回のモデルチェンジでは優 れた環境性能のエンジンを採用し、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014 年基準に 適合しつつ、実力値としては先行販売している欧州の最新規制である EU StageV相当に対応している。また厳しい作業環境でもオペレータが快適に過ごせるよう、シートのデザインやペダルのレイアウトを人間 工学に基づき設計するなど新設計のキャブ(運転室)を採用した。
画像：ZX670LC-7 の重掘削仕様機(左)、ZX870-7 のロングクローラー・重掘削仕様機(右)
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