ヤマハミュージ ッククラフト秋田、事業所内に新工場棟を建設

 ヤマハの全額出資子会社、ヤマハミュージッククラフト秋田(秋田県北秋田市)は、約7億円を投じ、生産効率化のため事業所内に新工場棟を建設する。7月3日、秋田県が発表した。

 同社は、ヤマハの100%出資子会社であり、主にヤマハブランド のピアノ構造材を中心とした楽器部材を製造している。親会社であるヤマハは、130年以上にわたりわたり、世界最大の総合楽器 メーカーとして幅広い領域の製品を手掛けており、「楽器事業」「音響事業」「部 品・装置/その他の事業」の3つの領域で、グローバルに事業を展開する東証 プライム市場に上場している企業である。

■誘致の経緯
 親会社であるヤマハが2023年12月にグループの国内生産拠点 を増強する方針を打ち出したことに伴い、同社は2024年4月に社名を桜庭木材からヤマハミュージッククラフト秋田へ変更した。

 社名変更により、グループ企業の一体感の醸成及びブランド力の更なる向上 を目指すとともに、生産の効率化及び拡大を目的に新工場建設を計画した。これらの事を契機に同社からの誘致企業認定申請を受け、秋田県は7月2日、誘致企業として認定した。

<計画概要>
立地場所:北秋田市小又字堂の下44番地の3
事業内容:ヤマハブランドのピアノ構造材製造等
総投資額:約7億円
用地:1,750m²
建物:約1,750m²
着工時期:令和7年 4月
操業開始時期:令和7年10月
人員:操業時(予定)59名、将来計画69名

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