豊通ソーテック、アルミサッシの⽔平リサイクル拡⼤に向けた新⼯場の建設を開始

 豊通ソーテック(兵庫県赤穂市)は6月24日、兵庫県⾚穂市において、2024 年 7 ⽉から新⼯場の 建設を開始すると発表した。着⼯に先⽴ち、同⽇、地鎮祭を開催した。

 豊通ソーテックは、豊⽥通商のグループ会社である豊通マテリアル(名古屋市中村区)と ㈱三光埼⽟(埼玉県北葛飾郡杉戸町)が、アルミサッシの⽔平リサイクル拡⼤を目的に設⽴した、アルミサッシスクラップの選別加⼯事業会社。

 新⼯場は、アルミサッシスクラップの破砕選別加⼯⼯場で、2025 年 8 ⽉の⽣産開始を予定している。完成後には、⻄⽇本の市中から集荷したアルミサッシスクラップ原料に、破砕・選別⼯程によってビスなどの鉄やその他の⾦属、非⾦属(⽊屑やプラスチックなど)の異物を除去し、リサイクルアルミ原料に加⼯する。加⼯されたリサイクルアルミ原料は、建材メーカーなどに供給され、アルミ資源の循環を実現する。

 豊通ソーテックは、サッシ to サッシの⽔平リサイクルにおける需要増に応えるとともに、サッシ to カーなどの他⽤途でのリサイクル需要の⾼まりも視野に⼊れ、⾼品質なリサイクルアルミ原料の供給を通してサーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルの実現に貢献する。

<豊通ソーテック 概要>
会社名:豊通ソーテック株式会社 (社名は、選別を意味するソーティングテクノロジーから由来)
所在地:兵庫県赤穂市加里屋1120番地6
設⽴:2023年10月31日
代表者:代表取締役社⻑ 田形 拓郎
資本⾦(出資⽐率):4.9億円(豊通マテリアル 80%、三光埼玉 20%)
生産開始:2025年8月(予定)
従業員数:25名(予定)
事業内容:アルミサッシスクラップの破砕選別加工事業

 ニュースリリース