英JCB、ホイールローダーモデルにIntelliweighシステムを導入

　JCB ：2024年6月27日

　Waste&Controls（廃棄物と管理）オプションパッケージの一環として、JCBは427、437、457ホイールローダーモデルにIntelliweigh（インテリウェイ）システムを導入し、工場から直接正確でデジタルで接続されたオンボード計量ソリューションを提供しています。

　オプションのプリンターが付属するJCB Intelliweighは、JCBホイール付きローディングショベル用に特別に設計および開発されました。不均一な地上条件で作業する場合でも、多数のアタッチメントの負荷を計量することができ、サイクルタイムの短縮と1時間あたりの最大トンのパフォーマンスにつながります。

　+/-2%の精度評価と、使いやすさを向上させるための物理的なキーを備えた人間工学に基づいた7インチタッチスクリーンディスプレイを提供するIntelliweighシステムは、フォークやバケットを含む最大10種類のアタッチメントと互換性があります。統合されたGPSシステムは、精密機械の生産性追跡と材料位置追跡機能提供、材料の在庫レベルと場所に関するリアルタイムのフィードバックをサイトマネージャーに提供します。

　Intelliweighはスプリットシステムとして使用でき、オペレーターは1つのサイトに複数の車両をロードして計量することができます。すべての車両とトレーラーが均等に充填され、最大容量になるように、同じ全体的な目標重量を維持しながら、各車両に個々の目標を設定することができます。これにより、個々の車両が過負荷になるリスクも軽減されます。スプリットローディングは、複合重量チケットの利便性を提供し、顧客がサイトから複合材料の総重量を計算できるようにします。

Intelliweighディスプレイは、取り付け時に反転カメラフィードを表示するためにも使用できます。これにより、オペレーターは1つの画面ですべての便利な機能を見ることができ、サイトの安全性が向上し、オペレーターの疲労が軽減されます。キャブ内からウェイトチケットを提供するために、オンボードプリンターが用意されています。

　Intelliweighデータは、機械の効率と生産に関するライブアップデートとともに、顧客のシステムに自動的にアップロードすることもできます。

　ニュースリリース
　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。