電源開発、「いくしゅんべつ川発電所」の建設工事を開始

・河川維持流量を活用した水力発電所を建設

 電源開発(Jパワー、東京都中央区)は6月18日、いくしゅんべつ川発電所(北海道三笠市桂沢)の建設工事を6月17日に開始したと発表した。

 同発電所は、北海道開発局の新桂沢ダム(北海道三笠市桂沢)から放流している未利用の河川維持流量(1.1m3/s)を活用し、ダム直下左岸に最大出力490kWの発電所を建設するもの。

 地域および関係各所の理解と協力を得ながら環境保全に十分に配慮し、安全第一で工事を進めていく。

 Jパワーグループは、これまでの全国各地における水力発電所開発・運営の経験と実績を踏まえ、J-POWER “BLUE MISSION 2050″で掲げたカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギー事業の導入拡大に向けて取り組んでいく。

<発電所概要>
発電所名称:いくしゅんべつ川発電所
所在地:北海道三笠市桂沢
出力:490kW
最大使用水量:毎秒1.1トン
ダム:新桂沢ダム(堤長397m、高さ75.5m)
運転開始時期:2026年度(予定)

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