千代田化工建設は6月19日、5月 22 日付『米国Zachry 社による米国連邦破産法第 11章の申し立てについて』で適時開示したとおり、米国のグループ会社である Chiyoda International Corporation(CIC社)と、米国テキサス州にて Golden Pass LNGプロジェクトを共同遂行している米国 Zachry Industrial,Inc.
(以下、Zachry社)が米国連邦破産法第 11章(Chapter11)を申し立てた件について、6月 18日(米国時間)付で、プロジェクトの顧客である米国Golden Pass LNG Terminal LLC社(以下、GPX社)がZachry社の同プロジェクトからの離脱を求める
Motion(申立) 、およびTrain 1*の建設工事再開に必要な業務に関してAutomatic Stay (自動停止の効力)からの除外を求める申立を行ったと発表した。申立に関わるヒアリングが6月 26日(米国時間)に設定された。今後、ヒアリングを経て、裁判所がZachry社のプロジェクトからの離脱に関して正式に判断することになる。
Zachry社の正式離脱に備え、GPX社、ジョイントベンチャーパートナーである米国 CB&I
LLC(以下CB&I社)およびCIC社は短期的な遂行プランおよび長期的な遂行プランの協議を継続している。
なお、工事継続に必要な安全対策業務等や CB&I社およびCIC社の独自業務については、GPX社からの入金も進んでおり、当該業務に関する CIC社の負担はないとしている。
*Train 1: 同プロジェクトで建設工事が先行する天然ガス液化設備の第一系列。