コマツ、米州子会社を再編、中南米子会社はコマツ直接傘下に置きガバナンスを強化

・孫会社の異動を発表

 コマツは6月14日、同日開催の取締役会において、コマツの米国における100%子会社と同社の子会社(コマツの孫会社)との間の資本関係を再編することを決議したと発表した。この再編により、コマツの孫会社に異動が生じるこが、異動後の孫会社もコマツの連結子会社であることに変更ないという。

 コマツの米国における完全子会社であるコマツアメリカ(株)(KAC)が保有するコマツブラジル(有)、コマツブラジルインターナショナル(有)、コマツホールディングサウスアメリカ(有)及びコマツカミンズチリ(有)(以下、コマツブラジル(有)以下を「中南米子会社」と総称)の全株式をKACが新たに米国に設立する持株会社(以下、新持株会社)へ現物出資し、その後 新持株会社の発行済株式の全てをコマツへ現物配当する。

 この組織再編は、北米の地域統括会社であるKACの傘下にある中南米子会社をコマツの直接の傘下に置くことにより、中南米子会社に対するガバナンス強化を目的として実施するもの。

 詳細は、ニュースリリース

 参考:中南米市場への取り組み・成長戦略 (2023年12月19日の事業説明会)