光ビジネスフォーム、高尾工場(東京都八王子市)の生産設備を再構築

 光ビジネスフォーム(本社:東京都八王子市、本社事務所:東京都新宿区)は6月7日、高尾工場(東京都八王子市東浅川町553)の生産設備を再構築すると発表した。

 同社は、2024年 2 月16日公表の「中期経営計画(2024 年 12 月期~2026 年 12 月期)」において、「主な施策」として「新しい製品分類による重点分野の事業拡大」を掲げ、その具体的内容として「生産体制の再構築-BPO ソリューションセンター(仮称)構想-」を挙げている。その後、高尾工場の機能を他拠点へ分散させる作業を順次進めてきたが、6月7日開催の取締役会において2024 年 7 月末日をもって高尾工場の稼働を終了させることになった。

■生産設備の再構築の内容
(1)高尾工場の稼働終了と解体
 2024 年 6 月 7 日開催の取締役会において、2024 年 7 月末日をもって高尾工場の稼働を終了させ、8 月以降解体に着手することを決定した。これに伴い、高尾工場に係る建物、建物付属設備、廃棄予定の機械等に関する固定資産の 2024 年 3 月 31 日現在の簿価約 1億4.000万円、及び建物解体工事に係る経費約 1億2,000万円を 2024 年 12 月期第2四半期決算以降に費用として計上する見込みとなった。
 なお、費用計上の時期ないし金額については、分割計上となる可能性がある。

(2)新拠点の建設について
 高尾工場解体後の跡地については、「中期経営計画」に示すとおり、新たな生産拠点の建設を
計画中。
 詳細については、現在、建築業者と協議を進めており、投資規模は 20 億円から25 億円を想定している。
 ただし、昨今の建築資材の値上がり、労務費等の高騰を踏まえ、実際にはこれを上回る可能性もあり、また計画の縮小を検討する可能性もある。いずれにしても、BPO 市場動向を踏まえ、同社事業規模に照らして適切な投資規模となるよう慎重に判断する。

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