ファナック、最新の電動射出成形機ロボショットα-SiBシリーズに、型締力15トンのα-S15iBを追加

 ファナックは6月4日、最新の電動射出成形機ロボショットα-SiBシリーズに、型締力15トンのα-S15iBを追加したと発表した。α-S15iBの追加によりロボショットα-SiBシリーズは15トン機から450トン機までのラインナップが完成した。

 α-S15iBは射出速度800mm/sの射出装置を装備している。スクリュ径Φ14~Φ18をカバーし、精密コネクタを始めとする微細な精密成形品の安定成形に寄与する。21.5インチの大画面表示装置 PANEL iH Pro を搭載し、使いやすさが大幅に向上した。

 最新のエジェクタ保護機能は、エジェクタに加わる負荷の監視幅を自動設定することが可能。エジェクタの異常負荷を高感度で検出し、精密コネクタ成形の課題である過充填によるエジェクタピンの破損を防止する。

 α-S15iBは横型射出成形機の国際安全規格 ISO 20430:2020(JIS B 6711:2021)に対応している。

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