ファナックは6月4日、最新のワイヤ放電加工機ロボカットα-CiCシリーズに、大型機α-C800iCを追加したと発表した。α-C800iCの追加によりロボカットα-CiCシリーズは小型機α-C400iC、中型機α-C600iCと共にラインナップが完成した。
α-C800iCは、X軸ストローク800mm、Y軸ストローク600mmを装備し、大型の金型や部品加工に最適。また、Z軸ストローク500mmのオプションも用意していますので、厚板加工にも対応可能。
リリース済みのα-C400iC/C600iCと同様に、高剛性の機械構造、最新の放電装置と放電制御により、高速・高精度な加工に寄与する。
放電制御iPulse3のレベルアップにより、微小な連続コーナやノズル開放加工など、放電制御と加工条件を最適化し、加工精度を向上した。
高信頼性の自動結線機能AWF3により、長時間の連続無人運転が可能。また、シンプルな構造の自動結線機構は保守性に優れ、高い結線率と長期にわたる高い安定性を確保する。
高性能表示ユニットPANEL iH Proにより、描画時間が従来より75%短縮した。直感的な操作により、加工速度の調整の他、コーナやアプローチ形状の調整も簡単に行えるなど、使い易さが向上した。
詳細は、ニュースリリース
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