コマツ、大阪工場内のデモンストレーションセンタがグランドオープン

 コマツは4月26日、4月1日に、大阪工場内にリニューアルしたデモンストレーションセンタ(以下、デモセンタ)をグランドオープンし、顧客の受け入れを開始したと発表した。

 デモセンタは、大阪工場内に立地している強みを生かし、大阪工場の最新製品の性能や最新技術をダイレクトに顧客にPRすることを目的としている。見学ルームの眼前に広がるデモフィールドでは、ドローンによる3次元測量を活用したスマートコンストラクションⓇやICT建機の各種機能、コマツが開発した遠隔操作システムによるデモンストレーションなどを間近で見ることができる。

 大阪工場は、コマツの主力工場のひとつであり、20トンクラスを中心とした中・大型油圧ショベルや中・大型ブルドーザーなどの開発・生産を行っている。世界初となるハイブリッド油圧ショベルやICT油圧ショベルも同工場で開発された。また、遠隔操作が可能な油圧ショベルや鉱山向け大型ブルドーザーの開発なども行われている。

 大阪工場では、2023年度に、国内外の顧客や株主など、約5,800名が来工、品質と信頼性を追求するコマツのものづくりの現場を見学、好評を得ている。今回、顧客が工場見学した際の製品デモンストレーションへの要望にも対応するため、デモフィールドを従来比約3倍の3,440㎡とした。これにより、最新技術を搭載した製品の性能を中心に、顧客の現場における価値創造に向けたコマツの取り組みについても、より効果的に発信していく。

 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していく。

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