シチズンマシナリー、軽井沢本社にグローバルトレーニングセンターを新設

・グローバルサービス力・エンジニア力を強化し、顧客満足度の向上を目指す

 シチズンマシナリー(長野県北佐久郡御代田町)は4月16日、グローバルでのサービス力・エンジニア力の強化、実機を使った実習プログラム拡充を目的とした「グローバルトレーニングセンター」を軽井沢本社内に新設すると発表した。

 近年モノづくり業界では、機械トラブル時の迅速な対応、加工技術提案といった、サービス力・エンジニア力が世界中で求められている。同社としても、海外販売比率の拡大に伴い、グローバルで均一なサービスを提供するためには、サービスエンジニアの教育体制の構築や加工技術を提案するエンジニアの教育環境の整備が必要不可欠だった。

 「グローバルトレーニングセンター」では、これまで国内外の拠点等で個別に実施していた教育を、軽井沢本社にて系統だった教育計画のもと実施する。同時に、各地域の課題や、それぞれが持つノウハウの共有を図りながら技術力の底上を目指す。また、顧客から強い要望を受けたシンコム・ミヤノ両ブランドの実機を使ったNCスクールの開講も可能となる。

 「グローバルトレーニングセンター」は、2020年に新技術の発信を目的として開設した本社「グローバルソリューションセンター」の隣に位置し、シンコムブランド4台、ミヤノブランド3台の計7台で運用する。シンコム・ミヤノ両ブランドにおいてより良いサービスと加工技術を習得し、世界中の顧客が安心して同社製品を使用できる体制を築いていく。

<グローバルトレーニングセンターの概要>
名称:グローバルトレーニングセンター
所在地:長野県北佐久郡御代田町御代田4107-6、シチズンマシナリー(株)軽井沢本社内
面積:130㎡
開設時期:2024年4月
機能:
1.国内外サービス及びエンジニアの教育
2.シンコム・ミヤノブランドの実機を使用した NC スクール

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