㈱三井E&S :2024年4月1日
三井E&S(東京都中央区)社長の高橋岳之より、新入社員に対し社長挨拶を行いました。
[入社式社長挨拶(要旨)]
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
三井E&Sを代表して、皆さんの入社を心から歓迎いたします。
昨年2023年は三井グループ発祥350周年の年でした。当社三井E&Sは、1917年の創業ですので今年で107年目を迎えます。1917年は大正6年ですので、大正、昭和、平成、令和と歩んできたわけです。
100年=1世紀というスパンでは、外部環境は大きく変わります。
当社も107年前の創業以来、時代の変化、環境に応じて大きく変わってきています。
社名も「三井造船」から「三井E&S」と改め、E&Sには”Engineering & Services for Evolution & Sustainability”の意味を込め、エンジニアリングとサービスで持続可能な社会の実現に貢献していくという私たちの存在意義(パーパス)を表しています。
地球規模での気候変動、災害、パンデミック、各地での紛争、戦争など、今の時代は特に変化が激しく不透明な時代であり、我々を取り巻く環境は大きく変わってきています。
今後持続的に成長していくための事業戦略をどう考えるか、非常に難しい判断を迫られる状況ではありますが、しかし、そういう時代だからこそ、そこにはビジネスチャンスがあると思います。
我々の掲げる企業理念は、「エンジニアリングとサービスを通じて、人に信頼され、社会に貢献する。」です。
マテリアリティとして「脱炭素社会の実現」と「人口縮小社会の課題解決」を掲げており、我々の持つ技術リソースで、グリーンとデジタルを切り口にそれぞれの課題解決を目指すこととしています。
その中で、私が社長就任時から繰り返し言っていること、それは、私たち一人一人がマーケットイン思考で自ら考え、目まぐるしく変化する外部環境に適応し、自らの進化にチャレンジしていこうということです。今の当社は様々なことにチャレンジできる面白さに溢れているだろうと思います。
そこで、皆さんがこれから仕事に取り組む際の心構えについて、3点お話しします。
まず1点目は、コミュニケーション能力を高める、ということ。
幅広く関心を持ち、社内外を問わず多くの方と接することが、多面的に物事を見る力となり、自分自身の人間としての成長につながり、ひいては会社の発展につながっていくことになりますので、是非コミュニケーション能力を高めて欲しいと思います。
次に2点目は、自らの事業、製品を好きになり、自らの仕事にこだわりを持ち、仕事を楽しむ、ということ。仕事をしていく上で、自分の携わる事業、製品が社会の中でどんな役にたっているのだろうと考え、その事業、製品を好きになることは極めて大事です。そうなれば仕事が楽しくなります。そしてそれが自らのモチベーションにつながり、自分の仕事にこだわりを持つようになり、それが個々人の成長につながり、ひいては会社の成長、発展につながっていくことになります。是非自分の担当する事業、製品を好きになり、仕事を楽しんで下さい。
最後に3点目は、チャレンジ精神を常に持つということ。
興味を持ったことをとことん追求する好奇心を持ち、そのための壁やハードルを乗り越えるために継続して努力する、「向上心が高い人」になって欲しいと思います。これから仕事をしていく中で困難な状況は必ず出て来ます。困難な問題にぶつかったとき、諦めず果敢に挑戦し、努力をする、なんとか突破口を見つけるチャレンジ精神を常に持つ人材となってほしいと思います。
会社が成長し続けていくためには、新たな価値を作り出し、その価値を向上させていくことが必須です。
現在の目まぐるしく変化する外部環境の中で、その変化に対応できたものだけが生き残ることができます。常に状況に応じて自分自身を変化させ、進化させていかねばなりません。
そのために、先程申し上げた通り、コミュニケーション能力を高め、多様な視点を身につけ、仕事を楽しみ、執念を持って取組み、新たなチャレンジをし続けてください。
これからの当社の進化と成長に皆さんの若い力、溢れるエネルギーが貢献してくれることを期待しています。共にがんばりましょう。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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