建設機械出荷、2024年2月は8.6%減の2,784 億円、40 カ月振りの減少

 日本建設機械工業会が3月28日に発表した2024年2月の建設機械出荷金額によると、内需は 5.4%減少の 852 億円、外需は 10.0%減少の1,931 億円となった。その結果、内需は 2 カ月振りの減少、外需は 3 カ月振りの 減少となった。総合計で 8.6%減少の 2,784 億円となり、40 カ月振りの減少となった。

■内需は5.4%減の 852 億円 、2 カ月振りの減少
 内需を機種別に見ると、トラクタ 46.2%増加の 116 億円、基礎機械 40.1%増加の 37 億円、油圧ブレーカ・圧砕機 10.6%増加の 23 億円の 3 機種と補給部品 4.2%増加の 118 億円が増加したものの、他 6 機種が減少した。

■ 外需は 10.0%減少の1,931 億円、3 カ月振りの減少

 外需を機種別に見ると、ミニショベル 5.2%増加の 402 億円、道路機械 9.9%増加の 40 億円、基礎機械 396.3%増加の 5 億円の 3 機種と補給部品 0.2%増加の 208 億円が増加したものの、他 6 機種が減少した。

 地域別に見ると、北米が 7 カ月連続で増加、中近東が 9 カ月連続で増加するなど、全 9 地域中 3 地域で増加したものの、他 6 地域で減少した。

■2月の油圧ショベル国内出荷台数は7.2%減の1,710台

 2月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ980台(前年同月比15.6%増加)、油圧ショベル1,710台(同7.2%減少)、ミニショベル1,995台(同3.2%減少)、クローラクレーン24台(同20.0%増加)、ラフテレーンクレー106台(同10.2%減少)、アスファルトフィニッシャ22台(同46.3%減少)――となった。

 2024年2月度建設機械出荷金額統計(ニュースリリース)