カヤバ (KYB)は1月8日、大型・超大型建設機械用油圧シリンダ向けにシール部の油漏れを検知するセンサを開発したと発表した。これにより、油圧シリンダのシール部劣化状態監視や故障予知が可能となる。
従来の油圧シリンダのメンテナンスは、不具合・故障による建設機械の運転停止を避けるべく、 部品がまだ使用できる状態であったとしても定期的に交換するのが一般的だった。
新たに開発した油漏れ検知センサは、シリンダから無線で建設機械にデータを送信することにより、適切な部品交換時期を提案できるようになった。カヤバでは、2025年市場投入すべく開発を進めており、まず鉱山の露天掘りなどに使用する大型建機向けに販売し、将来は産業機械など他用途にも展開するよう検討している。
カヤバは、今後も油圧技術とセンサ技術の融合で、顧客の新たな”うれしさ”を開発・提案していく。
詳細は、ニュースリリース
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