大倉工業(香川県丸亀市)は12月15日、新規事業の開始に伴い、三豊市高瀬町において工場建屋を建設すると発表した。
同社は、香川県産材や四国地域材を活用した木質構造材料の製造事業を開始することを決定した。また、事業開始に向け、香川県及び香川県森林組合連合会と協定書を締結した。
近年の国産材回帰への転換期の到来・木材利用分野の拡大を踏まえ、脱炭素・カーボンニュートラルへの直接的貢献材料で社会に寄与するべく、香川県産材や四国地域材を活用した木質構造材料の製造事業を開始する。なお、事業開始にあたり、香川県及び香川県森林組合連合会と木材利用促進協定を締結した。協定の締結により、香川県産材の利用促進について相互に協力・連携を図っていく。
<新工場の概要>
建設地:香川県三豊市高瀬町上麻字原乙333番地17(予定)
設備内容:工場・倉庫・事務所棟、製品加工機、乾燥機、ボイラー (3)投資予定額:約 53 億円
生産品目:木質構造材料(構造用製材・構造用集成材の製品)