藤森工業、約145億円投じ群馬県沼田市と台湾で偏光板用プロテクトフィルムの生産設備を増設

 藤森工業(東京都文京区)は12月14日、沼田事業所(群馬県沼田市)とZACROS TAIWAN(台湾高雄市) において、偏光板用プロテクトフィルムの生産設備を増設すると発表した。

 藤森工業は液晶ディスプレイ製品の大画面化と世界的な需要増に対応した偏光板用プロテクトフィルムの設備投資を行う。総投資額は 145 億円、既存塗工機の改造と最大 3,000mm 幅に対応する塗工機の新設により、生産能力を面積ベースで約 1.3 倍まで引き上げる。この投資により、プロテクトフィルム事業全体としての強化を図る。

<設備投資の内容>
設置場所:沼田事業所(群馬県沼田市)
投資内容:最大 3,000mm幅対応塗工機の新設、環境に配慮した生産体制の構築
投資総額:135億円
生産開始:2026年度下期

設置場所: ZACROS TAIWAN
(台湾高雄市)
投資内容:既存塗工機の改造(1,700mm幅対応)
投資総額: 10億円
生産開始: 2025年度上期

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