東プレは12月14日、米国のオハイオ工場およびテネシー工場における建屋の拡張、プレス機の追加導入など総額約 140 百万 ドル(約200億円、143円換算)を投資すると発表した。
同日開催の取締役会において、完全子会社である Topre America Corporation(連結対象)における設備投資を決定した。
昨今、世界的なカーボンニュートラル実現に向けた活動が加速しており、自動車業界においても EV化の対応が急務となっている。このEV化の流れに対応することが社会的責任と受け止め、また東プレの中長期的な企業価値向上に 向けた成長戦略と考え、重要拠点である北米での設備投資を決議した。
今回の設備投資により、更なる高強度化・軽量化・マルチマテリアル化・バッテリー保護構造など の対応を強化し、今後さらに拡大が見込まれるEV化需要を満たす安定供給体制を実現していく。
<投資概要>
対象子会社:Topre America Corporation
目的:顧客からの受注増加によるプレス機およびラインの追加
工事概要:オハイオ工場およびテネシー工場における建屋の拡張、プレス機の追加導入
稼働開始:2025 年度下期~2026 年度(予定)
投資額:総額 約 140 百万 US$(予定)※約200億円、143円換算
<子会社の概要>
所在地:1580 County Road 222 Cullman, Alabama, 35057 U.S.A.
代表者の役職 氏名:取締役社長 原田 哲州
設立年:2002 年
事業内容:自動車用プレス部品の製造・販売
資本金:61 百万 US$