千代田化工建設は12月7日、電源開発(J パワー)より、CO2 分離回収・圧縮液化設備 FS 業務を受注したと発表した。
同業務は、J パワーが有する国内火力発電所から排出される CO2 を分離回収し、圧入地点までの輸送に 適した圧縮液化を行うための各種装置及び付帯設備の検討を行う Feasibility Study 。
J パワーは、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の令和 5 年度「先進的 CCS 事業の実施に係る調査」に関する委託調査業務の公募において、ENEOS 、JX 石油開発と共に、九州北部沖~西部沖 CCS 事業に採択される等、CCS に関連して積極的な取り組みを行っている。こうした J パワーのCCS への取組みに対して千代田化工建設の CO2 分離・回収・圧縮液化設備に関する知見を 活かし、積極的に協力を行っていく。
また、千代田化工建設は総合エンジニアリング会社として、カーボンニュートラル社会の実現に向け、CCS のバリュー チェーンに関連する各種検討業務及び EPC のみならず、自社での技術開発等、多方面から事業に取り組 んでいる。これらの事業を通じて、千代田化工建設の経営理念である「エネルギーと環境の調和」を目指して、持続 可能な社会の発展に貢献していく。
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