ナブテスコは12月1日、コーポレート・ベンチャー・キャピタルとして設立した Nabtesco Technology Ventures L.P. を通じて、ロボティクス技術を活用したDXソリューションを展開する㈱センシンロボティクス(東京都品川区)に出資したと発表した。
同社は産業用ドローンやUGV*などに搭載されたカメラで取得されるデータをAI解析し、設備点検や災害対策、警備監視、現場管理業務を中心に、業務の効率化や品質向上を実現するDXソリューションを展開している。今回の出資を契機に、ナブテスコはセンシンロボティクスのドローン他各種デバイスを活かした検査DXプラットフォームにナブテスコの故障予知ソリューションを組み合わせることで、今後さまざまな顧客に対し、最先端の予防保全サービスの提供を目指す。
*UGV(Unmanned Ground Vehicle):運転手の乗車を伴わずに無人状態で走行する地上車両。
<株式会社センシンロボティクス社の概要>
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 CEO 北村卓也
本社所在地:東京都品川区大井一丁目28番1号 住友不動産大井町駅前ビル4階
設立:2015年10月
事業内容:産業用ドローン、カメラ、スマートデバイスなどを活用した業務ソリューションの提供
URL:https://www.sensyn-robotics.com/
■ナブテスコ株式会社について
2003年に帝人製機と㈱ナブコの統合により誕生。独創的なモーションコントロール技術で、生産現場の自動化や陸海空の安全・安心・快適な移動を支える機械コンポーネントメーカー。CVC 活動によるスタートアップとの共同開発等の共創を積極的に進めている。