物流機器のワコン、和歌山市に工場を増設

 物流機器の製造販売等を行うワコン(和歌山紀の川市)は、和歌山市内に新たに工場を増設する。和歌山県は10月24日 、和歌山市および同社と11月7日に立地協定を締結すると発表した。

 同社が独自開発したクールボックスを使用することで、一般の常温車両でも長時間の 冷凍、冷蔵輸送が可能になる。複数温度帯の貨物の同時運搬は、ドライバー不足が 予想される物流業界の2024年問題解消に繋がると注目されており、今後の更なる事 業成長が期待されている。

 今回、クールボックスなどの保冷輸送機器及び輸送用保冷剤の製造能力を拡大・効率化するため、新たにCOOL事業部和歌山工場を増設する。

<企業概要>
企業名:ワコン株式会社
所在地:紀の川市中井阪361番地
設立年月:1972年4月
代表者:代表取締役 西田 耕平
資 本金:1,000万円
売上高:28億7,000万円
事業所:本社工場(紀の川市)、和歌山工場(和歌山市)、海南工場(海南市)、ロジスティクスセンター(関西国際空港、成田国際空港内)
従業員数:128名(正社員 107名、非正社員21名)
業務内容:梱包資材の製造販売及び輸出梱包サービス事業

<立地計画概要>
立地場所:和歌山県和歌山市松島字音浦323番1
敷地面積:1,898m²(延床積:3,404m²)
雇用予定:新規地元雇用者16名(正社員13名、非正社員3名(3年間))
投資予定:2億1,800万円(建物、設備等)
操業時期:2024年10月操業開始予定

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