日本ロボット工業会がまとめた2023年7~9月期 【会員ベース】ロボット統計受注・⽣産・出荷実績によると、受注額は対前年同期比 31.8%の減少、生産額は同 16.0%の減少となった。受注、生産ともに減少幅が前四半期より広がり、受注額は同期では 2017 年以降最も低い水準となった。
出荷実績をみると、国内向けは、回復・拡大傾向にあった電気機械製造業向け(出荷額)が 10 四半期ぶりに減少に転じたほか、用途別では主要用途で減少した。輸出はアジ ア向け溶接用や欧州向け実装用が大きく増加した一方で、半導体用や一般組立用は大幅 な減少となった。
新型コロナウイルス感染症や地政学的緊張などの各種リスクにさらされる中で拡大した自動化需要であるが、一部用途での底打ちの見られない需要減少や、世界経済の先行 き不透明感が成長見通しに重くのしかかっている。
ニュースリリース →添書2307-09
統計データ →IR2023-07-09
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