・搭乗操作型ロボット「アーカックス」に精密減速機 RVを供給
ナブテスコは10月25日、ツバメインダストリ(東京都江戸川区)とのテクニカルサポート契約を締結したと発表した。同契約を受け、ツバメインダストリ社が開発する搭乗 操作型ロボット「ARCHAX(アーカックス)」に対し、ナブテスコはテクニカルサポーターとして主要製品である精密減速機 RVを供給すると共に、今後の開発を支援していく。
■「アーカックス」プロジェクトについて
「アーカックス」は、人が乗り込んで操縦することができる大型の搭乗型ロボットで、「SF 映 画に出てくるようなロボット」を作ることを目指すツバメインダストリ社によって開発された。搭乗型ロボットという全く新しいマーケットを形成することで、富裕層を主な顧客として想 定している。今後は国内外に向けた受注販売を予定しており、2023 年 9 月より台数限定で先行販売を開始する。初期ロットは、5 台限定で日本国内での販売となる。
■ナブテスコによるテクニカルサポート
ナブテスコの主要事業である精密減速機 RVは、モータの回転をトルクに変換し、躯体部分の振動の低減や精密な制御を可能にする装置で、主に可搬重量の大きい中大型産業用ロボットの間接用 途に採用されている。「アーカックス」には腰旋回用や走行用をはじめとして、一機体あたり 9 つの精密減速機 RVが搭載されており、そのスムーズで正確な動作を実現する。
ナブテスコは「アーカックス」プロジェクトへのテクニカルサポートを通じ、これまで培ってきたモ ーションコントロール技術をさらに向上すると同時に、子どもたちがものづくりへの興味を持つ機会として、次世代のエンジニア育成につなげていく。
詳細は、ニュースリリース
コメントを投稿するにはログインしてください。