・創業の地にメディカル事業の成長拡大を支える新工場建設と研究開発施設増強
グンゼ(大阪市北区)は10月17日、メディカル事業の成長を加速するため、2025年2月竣工を目標に京都府の綾部市、綾部工場敷地内に新工場(第三工場)とメディカルの開発力強化のための研究開発施設増強に建設投資を実施すると発表した。
メディカル綾部工場は、1998年メディカル事業の基幹工場(第一工場)として操業を開始した。事業の成長とともに、2016年第二工場を増設、また、2025年3月完成予定で第一工場の拡張を進めている。
新工場では、需要が拡大している癒着防止材「テナリーフ」の増産および効率的な生産体制確保を目指す。第一工場増床および研究開発施設拡充含む第三工場新設で35億円の投資となる。
メディカル研究開発施設増強は、次世代製品の開発力強化と効率的な量産立上げを目的とし、さらには、技術系人財の交流の場を提供し、効率性、快適性、創造性を兼ね備えた職場環境づくりを進める。
なお、今回増設する第三工場は、高効率空調および太陽光発電の採用によりCO2排出量削減に努め、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)認証B+以上の環境性能を目指す。
グンゼは、事業活動を通じて環境負荷を低減していく全社的な活動を推進し、環境に配慮した経営に努めるとともに、地元京都府の経済活性化や新たな雇用機会創出による地域社会の発展に貢献していく。
<メディカル綾部新工場(第三工場)の概要>
所在地:京都府綾部市青野町膳所1番地
投資総額:約18億円(※研究開発新施設含む)
構造:鉄骨造、平屋
延べ床面積:1,100平方メートル(新工場)
主な生産品目:癒着防止材「テナリーフ」など
建築計画:2024年3月着工、2025年2月竣工予定(新工場)
(※)研究開発新施設の着工は、2025年4月以降となるため、レイアウト等は別途公表する。
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