コベルコ建機は10月16日、建設機械のレンタル事業及び中古車販売事業の強化を目的に、コベルコ建機グループ内の組織再編を決定したと発表した。
具体的には、コベルコ建機の連結子会社である建設機械レンタル会社のトーヨースギウエ株式会社、株式会社ササイナ カムラ、株式会社ワイズヨシハラの 3 社を 2024 年 4 月 1 日に経営統合し、商号をコベルコ建機トータルサポ ート株式会社とする。
また、ショベルと移動式クレーンの中古建設機械販売会社であるコベルコ建機インター ナショナルトレーディング株式会社(以下 KIT)について、KIT のクレーン部門はコベルコ建機株式会社に移管、 ショベル部門はコベルコ建機日本株式会社に移管する。
コベルコ建機グループでは、顧客の幅広い要望に応えるため、部品販売やアフターサービス事業、中古車販売事業、レンタル事業といった「ストックビジネス」に注力している。
今回、経営の効率化を図るとともに、建設機械の販売・サービスからレンタル、中古車販売まで、建設機 械のトータルソリューションの実現を図り、コベルコ建機グループのバリューチェーンの再編を行うことで、顧客の利便性をより一層追求した体制とする。
加えて、昨今の資材等の調達価格上昇や、建設業界で急速に進む DX 化といった変化に迅速に対応しつつ、今 後継続して「ストックビジネス」による安定的な収益増加を図る。
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