メッツォ、フィンランドのケリバーリチウムプロジェクトに濃縮装置と廃水処理プラントを納入

 Metso(メッツォ) :2023 年 10 月 6 日

 Sibanye-Stillwater (シバニエ・スティルウォーター)の子会社であるKeliber (ケリバー)は、フィンランドのKokkola (コッコラ)に建設されるケリバーの水酸化リチウム精製所への廃水処理プラントの納入に関してメッツォと契約を締結しました。このタイプの注文の一般的な金額は、約 1,500 ~ 2,500 万ユーロです。さらに、2022年12月19日に発表された、フィンランドのKaustinen (カウスティネン)にあるケリバーの濃縮装置工場の設備をカバーする約4,000万ユーロの残りの部分は、鉱物セグメントの2023年第3四半期の受注に計上される予定です。

 メッツォの排水処理プラントの納入範囲には、エンジニアリング、プロセス全体の機器の調達と供給、およびアドバイザリー サービスが含まれます。このプラントに納入される重要な機器は、不純物の沈殿とリチウムの回収を可能にする OKTOP® 大気反応器、ヒ素除去のための電気化学的水処理ユニット、傾斜プレートセトラー、メッツォの Planet Positive Larox® PF フィルターで構成されています。効率的な脱水のためのFP圧力フィルター。メッツォは、濃縮プラントに対して、粉砕から脱水までの主要なプロセス機器をすべて供給します。

 メッツォは、産業排水、鉱業、地方自治体の水処理プロセスにおいて数十年にわたる世界的な経験を持ち、世界中に 30 以上の水処理プラントを納入してきました。

■ Metso(メッツォ)について
 メッツォは、世界中の骨材、鉱物加工、金属精錬業界に持続可能なテクノロジー、エンドツーエンドのソリューション、サービスを提供するフロントランナーであり、当社のプロセスにより顧客の生産性の向上、エネルギーと水の効率、環境パフォーマンスの向上を支援することで、と製品の専門知識を備えた当社は、前向きな変化を実現するパートナーです。
フィンランドのヘルシンキに本社を置くメッツォは、50 近くの国で 16,000 人以上の従業員を擁し、2022 年の売上高は約 53 億ユーロで、ナスダック ヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。