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オーエム製作所、長岡工場を拡張、大型立旋盤の生産設備を増強

 ㈱オーエム製作所は10月4日、工作機械の主力生産拠点である長岡工場(新潟県長岡市)の拡張を決定したと発表した。

 長岡工場は主力製品の大型立旋盤や鉄道向けの床下車輪旋盤等専用機を生産している。大型立旋盤は、脱炭素社会の実現に向けて、風力発電、高効率タービンなどの発電設備を中心に需要が増加している。また、コロナ禍で低迷していた航空機向け受注も回復しつつあり、今後も市場が拡大する見込み。

 このような状況に対応するため、長岡工場の既存工場建屋(M5 工場)を延長し拡張することで、生産能力 を拡大するとともに、納期の大幅な短縮や生産性の向上を図っていく。

 オーエム製作所は、大型立旋盤の生産設備を増強することで、拡大する市場に対応し、企業の持続的成長と顧客や社会への貢献を実現していく。

<施設概要>
所在地:新潟県長岡市北園町2-1
延床面積:1,944 m²(長さ 77.76m、幅 25m、高さ約 17m 1階建て) 組立スペースの拡大
投資金額:約 13 億円(既存木造工場解体費、工場内空調、クレーン設備、外構工事含む)
着工予定:2023年11月
竣工予定:2024年11月
雇用増見込み:20名
売上増見込み :年間12億円

 ニュースリリース

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