多木化学、水処理薬剤超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの設備増強

 多木化学(兵庫県加古川市別府町緑町2番地)は10 月3日、本社工場(兵庫県加古郡播磨町宮西346番地)において、環境配慮型製品である水処理薬剤 超高塩基度ポリ塩化アルミニウム 「PAC700A(特許第 4953458 号、商標第 5725761 号)」の設備増強を実施すると発表した。2024年3月の完成を目指し、生産能力を従来の約2倍に引き上げる計画。

 PAC700A は従来型 PAC に比べ凝集性能が高く、使用量を低減できるため、輸送費および二酸化炭素(CO2)の排出量 の削減に寄与する。また PAC 由来の産業廃棄物(汚泥)の発生量も低減できる他、気候変動によ る水質悪化にも柔軟に対応できるため、SDGs に貢献できる製品。

 今後についても PAC700A の普及促進と共に安定供給体制の構築に努め、生活インフラにおけ る環境負荷低減を通じて社会に貢献していく。

 ニュースリリース