極東開発工業は9月28日、東京二十三区清掃一部事務組合より中防不燃・粗大ごみ処理施設整備工事を受注したと発表した。
本件は、東京都江東区の中防処理施設において、現在稼働している粗大ごみ破砕処理施設及び不燃ごみ処理センター第二プラントの処理を継続した上で、同第一プラントの建築物・プラント設 備等を解体・撤去し、その跡地に中防不燃・粗大ごみ処理施設を建設する事業となる。
本事業では、年間を通して常に安定したごみ処理能力を確保し、安全で効率的な中間処理を実現するほか、ごみ処理過程での選別精度を向上させ、資源を可能な限り回収し最終処分量を削 減する、日量 420t の処理能力を持つ国内最大級の施設を建設する。
プラント工事の設計及び施工を極東開発工業が実施し、土木建築・解体工事の設計及び施工を東急建設株式会社と岩田地崎建設株式会社が実施する。
極東開発工業の 50 年にわたる環境事業の納入実績は国内で 200 施設を超え、今後も粗大ごみ処理施設・リサイクル施設をはじめとする様々な環境設備・システムを提案し、循環型社会の形成に貢献していく。
<本件概要>
発注者:東京二十三区清掃一部事務組合代表企業(プラント工事 設計・施工)
受注グループ:極東開発工業株式会社
構成企業(土木建築、解体工事 設計・施工) 東急建設株式会社、岩田地崎建設株式会社
事業名:中防不燃・粗大ごみ処理施設整備工事
事業場所:東京都江東区海の森二丁目 4 番 79 号
事業期間:令和 5 年 9 月 27 日~令和 10 年 1 月 31 日(52 ヵ月)
受注金額:41,130,000,000 円 (消費税及び地方消費税除く)
施設規模:420t/6h (210t/6h×2 系列)
事業方式:EPC 方式(既設第一プラント解体及び新施設建設工事)
※中防 : 中央防波堤
※EPC 方式: プラント建設工事等において、エンジニアリング(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)までを一括したプロジェクトとして 請負う事業方式